Android™ タブレットのバッテリーを
長持ちさせる7つの方法
2024.11.08(FRI)
2024.11.08(FRI)

タブレットをいつでも安心して使うためには、少しでも長くバッテリーを長持ちさせる必要があります。どうすれば長時間タブレットを使えるようになるのでしょう。バッテリーを長持ちさせる方法を解説します。
目次
タブレットのバッテリーを長持ちさせる7つの方法
バッテリーの切れたタブレットでは、Webサイトを見ることはもちろん、SNSもゲームも何もできません。どんな時でもタブレットが使えるよう、バッテリーを長持ちさせることは非常に重要です。そのために、バッテリーを長持ちさせる方法を見ていきましょう。
省電力モードに切り替える

タブレットのバッテリーを長持ちさせる最も簡単な方法は、省電力モード(バッテリーセーバー)に設定を切り替えることです。省電力モードに切り替えると、バッテリーの消費が多い機能を抑えてくれるのです。次の手順で、省電力モードへの変更ができます。
1.設定アプリを開く
2.「バッテリー」⇒「バッテリーセーバー」の順にタップ
3.「バッテリーセーバーを使用する」をオンに変更する
ただし、省電力モードだと通知が遅くなるなど、利便性がやや落ちるという欠点があります。
画面の明るさのレベルを下げる
画面の明るさを下げることも、バッテリーを長持ちさせる方法として有効です。画面を明るく輝かせるには、多くの電力を必要とします。そのため、画面が明るいとそれだけバッテリーの残量が少なくなってしまうのです。次の手順で画面の明るさを変更できます。
1.設定アプリを開く
2.「ディスプレイ」をタップ
3.「明るさのレベル」のつまみを動かして明るさを調節する
画面が明るくなくてもできる作業をしている時は、明るさのレベルを下げておきましょう。50%程度の明るさでも、文字を読んだりすることは十分にできます。
使わない時は電源を切る
タブレットを使わない時は、電源を切ってしまうのも効果的な方法です。タブレットを使用していない時でも、バックグラウンドでアプリが動作していたり、ネットワークに接続していたりすると、バッテリーを消費し続けてしまいます。そのため、長時間の移動なのでタブレットを使わないのであれば、電源を切ってしまっても良いでしょう。
ただし、通知などが届かないことには注意が必要です。また、電源を切っていると、タブレットの起動に時間がかかります。
位置情報の機能をオフにする
タブレットには現在地がどこなのか、位置情報を取得する機能があります。これにより地図アプリを使用する他、位置情報を利用したゲームを遊べるのですが、電力の消費が多い機能でもあります。使用しないのであれば、位置情報を取得する機能をオフにしましょう。
位置情報の取得をオフにするには、次の手順で設定を変更して下さい。
1.設定アプリを開く
2.「位置情報」をタップ
3.「位置情報を使用」をオフにする
ただし、位置情報を利用するサービスが利用できなくなります。
使用しないアプリを削除する

タブレットにインストールされているアプリの中には、バックグラウンドで動作し続けているものがあります。そういったアプリは、タブレットを使用していない時でもバッテリーを消費し続けてしまいます。
長期間使用していないアプリや、不要になったアプリは、バッテリーを無駄に消費する原因になっているおそれがあるので注意が必要です。使用していないアプリがあれば、積極的に削除して、バッテリーを消費する原因を取り除くようにしましょう。
アプリの自動更新をオフにする
多くのアプリは、データを自動的に更新する機能を持っています。自動更新の機能は新しいデータを自動的にダウンロードするため、知らず知らずのうちにバッテリーを消費してしまいます。自動更新の機能をオフにする時は、次の手順で設定できます。
1.「Google Play」を開く
2.アカウントのアイコン⇒「設定」⇒「ネットワーク設定」⇒「アプリの自動更新」
3.「アプリを自動更新しない」を選択して、OKをタップ
ダークモードを使用する
バッテリーを長持ちさせようとすると、通知が届くのが遅い、起動に時間がかかるなど多少の不便さを受け入れる必要があります。そういった不便さを避けたいのであれば、ダークモードへの変更がおすすめです。
ダークモードとは画面の基本カラーをブラックに変更したモードのことで、白などの明るい色より目に優しい、光を抑えられるのでバッテリーを節約できるメリットがあります。
1.設定アプリを開く
2.「ディスプレイ」をタップ
3.「ダークモード」をオンに変更する
バッテリーの寿命を延ばすタブレットの使い方

タブレットのバッテリーは消耗品です。充電を繰り返すうちに徐々に劣化が進んでいき、バッテリーの持続時間が短くなります。バッテリーは交換できないことが多いため、タブレットを長く使うには、バッテリーへの負担を減らす使い方が重要です。バッテリーの寿命を意識した使い方を知っておきましょう。
バッテリーの劣化で電池切れが早くなる
タブレットのバッテリーは、充電と放電を繰り返すうちに劣化が進み、充電できる容量が減ります。そのため、購入したばかりの時は1回の充電で長時間使えていたタブレットも、何年か使っているうちにバッテリーの持続時間が目に見えて短くなっていくのです。つまり、バッテリーをできるだけ消費しないように使っていても、タブレットが使える時間は短くなっていきます。
バッテリーの劣化は避けられませんが、適切な使い方をすることで、劣化を遅らせることはできます。
充電する頻度を下げる
バッテリーの寿命を延ばすには、充電する頻度を減らすことが効果的です。バッテリーは、充電と放電のサイクルを繰り返す度に少しずつ劣化が進みます。つまり、充電の回数が多いほど、バッテリーの寿命は短くなってしまうのです。そのため、少し使用しただけで充電するような使い方は避け、バッテリーがある程度減少してから充電を行って下さい。
また、バッテリーは高温に弱く、充電による高温状態が続くとバッテリーの劣化が加速してしまうことにも注意しましょう。
充電したまま放置しない
充電したままタブレットを放置すると、バッテリーの寿命を縮める原因になります。充電が完了した状態で長時間放置すると、バッテリーに負担がかかり、劣化が進んでしまうのです。タブレットで使われているリチウムイオンバッテリーは、過充電で寿命が縮む特徴があるためです。
また、充電したまま放置すると、バッテリーの温度が上昇しやすくなります。タブレットを充電器に接続したまま長時間放置すると、充電器の熱でバッテリーの温度が上昇して劣化が進む原因になります。
電池切れを長期間放置しない
バッテリーが切れたタブレットを長期間放置しても、バッテリーの寿命を縮める原因になります。バッテリー残量のない状態で長期間にわたって放置すると、バッテリーが過放電状態になり、劣化が進んでしまうのです。
また、過放電状態になったバッテリーは、充電しても正常に動作しなくなることがあります。タブレットを長期間使用しない場合は、数ヶ月に1回は充電を行いましょう。これにより、バッテリーの過放電を防ぎ、寿命を延ばせるのです。
バッテリー保護モードを使用する
バッテリーの寿命を延ばすには、タブレットのバッテリー保護モードの使用がおすすめです。バッテリー保護モードは、バッテリーの充電状態を最適に保ち、バッテリーの劣化を防ぎます。バッテリー保護モードは、次の手順で有効にできます。
1.設定アプリを開く
2.「バッテリー」⇒「バッテリーの最適化」の順にタップ
3.「バッテリー保護モード」をオンに変更する
バッテリー保護モードで過充電を防ぎ、充電したままでもバッテリーを最適な状態に保ってくれます。
注意!バッテリーの寿命を縮めるタブレットの使い方

バッテリーに優しい使い方を心がけていても、知らず知らずのうちにバッテリーに負担をかけているかもしれません。快適にタブレットを長く使うために、バッテリーに負担をかける使い方について理解しておきましょう。
小まめにバッテリーを充電する
バッテリーの残量が減っていると不安になって、すぐ充電をしたくなるかもしれません。しかしそういった小まめな充電は、かえってバッテリーの寿命を縮める原因になります。バッテリーの寿命は、充電回数で縮んでいくためです。
小まめな充電を避けるためには、バッテリー残量が20%程度になってから充電を開始し、80%程度まで充電したら充電を停止するのが理想的です。この範囲で充電を行うことで、充電回数の増加を防ぎ、バッテリーの寿命を延ばすことが可能になります。
付属でない電源アダプターを使用する
タブレットの充電では、付属の純正電源アダプターを使用しましょう。他社製の充電器でも充電できることがありますが、バッテリーの寿命が縮むおそれがあるのです。純正の電源アダプターは、タブレットのバッテリーに最適な電圧と電流で充電するように設計されています。しかし、付属でない充電器は、さまざまな機器に対応するため、タブレットに最適な充電ができないことがあります。
また、低品質な充電器だと、過充電によってバッテリーにダメージを与えるおそれもあるので注意が必要です。
熱のこもる場所で充電する
熱のこもる場所でのタブレットの充電は、バッテリーの寿命を縮める原因になるので避けましょう。充電中のタブレットを布団の上や枕の下に置いていると、熱がこもって高温になり、バッテリーに大きな負担がかかってしまうのです。リチウムイオンバッテリーは、高温に非常に弱いため、寿命を縮める原因になりえます。
充電中のタブレットは机の上など、熱を逃がしやすい場所に置くようにしましょう。また、ケースから外すのもおすすめです。
極端に気温差のある場所で使用する
極端に気温差のある場所でタブレットを使用すると、バッテリーの寿命を縮めることがあります。温度が大きく変化する環境でタブレットを使うと、バッテリーに大きな負担がかかるのです。
寒い屋外から暖かい室内に入る時は、タブレットを袋やカバンに入れて、急激な温度変化を避けると効果的です。夏の車内や冬季の室外など、極端な温度差が生じる環境を避け、バッテリーに負担をかけないよう心がけましょう。
もう寿命かも?タブレット買い替えのポイント

タブレットには、いつか寿命がおとずれます。特にバッテリーの劣化は、どんなに気をつけていても避けられません。バッテリーの持ちが悪くなってきたら、買い替えを検討する時期が近づいているといえるでしょう。タブレットを買い替えるポイントを解説します。
タブレットの寿命は3年が目安
タブレットの寿命を決める大きな要因は、バッテリーの劣化です。リチウムイオンバッテリーは、充放電サイクルを繰り返すうちに充電できる容量が減少します。3年もするとバッテリーの容量は購入時より多く減少し、使用に支障を来すようになるでしょう。
また、タブレットを購入して3年も経つと、新しいアプリやOSのアップデートに対応できなくなることがあります。特にメモリーやストレージの容量が少ないタブレットは、新しいアプリを快適に動作させるのが難しくなるでしょう。
バッテリーの持続時間が短くなる
タブレットのバッテリーの持続時間が極端に短くなってきたら、バッテリーの寿命が近づいていると考えられます。バッテリーの劣化が進むと、100%まで充電しても数時間しか使えなくなることがあります。こうなると長時間の持ち運びに不向きで、タブレットとしての役割を果たせなくなるでしょう。
バッテリーの持続時間が短くてタブレットが使いにくくなってきたら、そろそろ買い替えのタイミングが近づいてきたといえます。
極端にタブレットが熱くなる
タブレットが極端に熱くなるようになったら、スペック不足なのかもしれません。動画の再生中やゲームのプレイ中に異常な発熱が起こる場合は、タブレットの性能がアプリの要求に追いついていないと考えられます。
タブレットは使い続けるうちに、アプリのバージョンアップや新しいアプリの登場によって必要な性能が高くなっていきます。もし、使用に支障があるほど性能不足になったのなら、タブレットはそろそろ買い替えるタイミングといえるでしょう。
バッテリーが膨張してタブレットが歪む
バッテリーが膨張してタブレットの本体が歪んでいる場合は、バッテリーの劣化が深刻な状態になっていて、買い替えを真剣に検討する必要があります。バッテリーの膨張はバッテリーの劣化によって起こり、発火や破裂などを起こしかねない危険な状態です。
バッテリーの膨張が発見されたら、すぐにタブレットの使用を中止してできるだけ早く買い替えて下さい。バッテリーが膨張したタブレットは、修理をしても根本的な解決は難しいでしょう。
NEC Directのおすすめタブレット
NEC Directでは、ユーザーのさまざまなニーズに対応したタブレットを販売しています。バッテリーの持続時間が長く、長時間の外出にも対応できるタブレットもそろっています。NEC Directで購入できる、おすすめのタブレットを見ていきましょう。
LAVIE Tab T9

LAVIE TAB T9は高性能で快適に使用できる、8.8型ワイドのディスプレイを搭載したタブレットです。8コアのプロセッサーを搭載しているため、動作が快適で、ゲームなどをストレスなく楽しみたい人にぴったりです。解像度やリフレッシュレートの高いディスプレイを搭載しているため、美しい映像でゲームに集中できるでしょう。
バッテリーの駆動時間はWebサイトの閲覧で約10時間と非常に長く、外出に持っていくタブレットに最適です。
LAVIE Tab T8

手ごろな価格でタブレットを購入したいのであれば、8型ワイドディスプレイのLAVIE TAB T8はぴったりの一台です。タブレットとして必要な性能を備えているため、さまざまな用途に対応できます。
また、約318グラムと軽量な上にバッテリーの駆動時間が約15時間と長く、外出先で使用するタブレットとしておすすめです。移動中などに音楽や動画、電子書籍などを楽しむなら、LAVIE TAB08は手軽に利用できるタブレットといえるでしょう。